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ごもブロ

都内でWEBディレクター/PMをやってるごもくのブログ。読んだ本から買ったモノ、日常のできごとを自由に書きますよ。ちなみにMBA保持者!

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GW明けから実践しよう!「できる社員はやり過ごす」は大量のタスクに埋もれる人の処方箋である!

 

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こんにちは、ごもくです。

今日でゴールデンウィークも終わり。明日からの仕事、憂鬱ですよね...。

ゴールデンウィーク後にどれだけ大量のタスクが降ってくるのか、想像もつきません...。

さて、そんなゴールデンウィーク最終日は、高橋伸夫さんの書かれた「できる社員はやり過ごす」を紹介します!

 

できる社員は「やり過ごす」

できる社員は「やり過ごす」

 

 

どんな本なのか

まずはサクッと内容を確認(Amazon.co.jpの商品説明より引用)

上司の指示を「やり過ごし」、部下の不始末は「尻ぬぐい」、さらに「泥をかぶって」働く──職場によくある一見しょうもない現象に、調子のよい企業の秘密がかくれていた!優秀な社員と強い会社の関係を豊富で愉快な実例にもとづいて解明。さらに著者は不況下の新入社員、中堅諸氏、そして経営者が陥る「何のために働くのか」という素朴にして厳酷な疑問に、長年の研究に裏打ちされた説・「未来」をキーワードにして見事に応えてくれる。会社員のための新バイブル。

本書の最大の特徴は、現役の東大教授によって書かれた本であることと、よくある自己啓発本や仕事の心得本ではなく、実際に企業に働いている人への調査が行われたと言う点です。つまり、著者による調査よって裏付けられた研究結果ということになるのです。

適当上司はやり過ごせ

さて、著者の問題関心として、アウトプットに優れた人は「上司のいうことを聞かない傾向」が表れており、それはどうしてなのかということを調査しています。

その結果、タイトルにもある「やり過ごし」は、自分のタスクの優先順序を決めて「必要ない」と考えられるタスクを「やり過ごす」行為であると結論付けています。

例えば、上司が「来週月曜までに資料を作っておいて」と言っても、上司は1週間後にそのことを覚えている可能性は低く、その作業自体が無駄になることも考えられます。

それを事前に察知し、そもそも上司から振られた仕事をやらないことを「やり過ごし」として本書で取り上げられています。やり過ごす社員というのは、振られたタスクがプロジェクト全体のどこに位置しているかを考え、自分自身のタスクと照らし合わせて優先順位を決められる社員ということになるのです。

そこで著者は「できる社員は(無駄なタスクを)やり過ごす」と主張しているのです。

ひとりでできる仕事の分量は決まっているので与えられた仕事を全てできるわけがありません。それゆえ、全てをこなそうとすると何もできずに様々なところに支障をきたすことになります。

なので、重要な部分だけを取捨選択し、選択した部分をみっちりやることのできる社員は、自分で考えて仕事をすることのできる「有能な人」ということになるのです。

僕も新入社員の頃はなんでも上司のいう通りにやって、半泣きになりながら仕事をした覚えがあります...。

上司も辛いよ...

ただし、そんな上司が無能なのかというとそうでもありません。一般的に「管理職」と「ヒラ社員」を結ぶピンの役割をする係長、課長であると言われていますが、本書でもそうした中間管理職が一番働いていると指摘しています。

その原因は日本の研修制度に原因があり、OJTで教育している新人や若手社員が「きちんと仕事をできているか」確認しなければならいないからだそうです。

そうした中ではひとつひとつのタスクに目は配れませんし、プレイングマネージャーとしては辛いところですよね。

組織(=企業)にいる年数は「見通し」にかかっている。

一方で、そうした「できる社員」の多くが転職、離職願望を持っていることについても取り上げられています。著者は統計を駆使し、何が離職の原因になるかを調査しています。

そして、それが将来に対する「見通し」が大きな原因のひとつであると指摘しています。

つまり、10年後を想像してみて、今の会社にいることが不安だと離職するし、不安をいだいてなければそのまま現職にいるという結論です。

企業の経営者は従業員に企業のミッション・ビジョン・バリューを浸透させることあると言いますし、中間管理職のリーダーシップというのも部下に行く方向を指し示すことが仕事と言います。

優秀な部下に離職されるとその仕事の穴埋めや新規採用者の書類選考、面接ととても負担が大きくなりますし、できることなら気心知れたメンバーと長く仕事したいですよね。

まとめ

さて、いかがでしたでしょうか。部下としては無駄なタスクをできるだけやり過ごし、上司としては極力無駄なタスクを振らず、リーダーシップを発揮することが組織を円滑に運用して行くコツなのかもしれません。

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